2011年12月28日水曜日

カラスやハトってどんな味なのか?『山賊ダイアリー』

『山賊ダイアリー1』岡本健太郎(講談社)

『山賊ダイアリー』は漫画家岡本健太郎の猟師としての生活を余すところなく描いた作品です。狩猟免許、猟銃、猟友会の仲間との交流、様々な獲物の捕獲と調理などなど、あらゆる要素が1巻に詰め込まれていて、それでいて読みやすく組み立てられています。岡本の仕留める様々な獲物たち。ウサギに始まって、ハト、マムシ、カラス、カモ。ハトやカラスなど都会にもいるような鳥を猟銃で仕留め(田舎のハトやカラスは都会のものにくらべてだいぶ警戒心が強くなかなか難しい)解体し調理します。動物の解体を描いた漫画なんて今まであったでしょうか。


カラスを仕留めたのは、農家からの依頼があったからで本来は駆除が目的、普通の猟師は食べたりしないみたいです。そのへんはやはり漫画家としての好奇心や探究心なのでしょうか。ちなみにカラスの胸肉は脂気の無い牛肉みたいでなかなか美味しいそうです。



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