2011年11月30日水曜日

マネーボールを観戦してきました

ブラッド・ピットの映画観ると、映画館出るときはブラピ気分。どうも僕です
ブラッド・ピット主演映画「マネーボール」を観てきました。


この映画のいい所は野球シーンのリアルさに尽きます。選手役の俳優には
元メジャーリーガーなどが起用され、実際の試合の映像(イチローもほんの
一瞬映ります)がふんだんに使われていて野球シーンに違和感が全くありません
違和感がなさすぎて盛り上がりにかけるくらいです。

原作のマネー・ボール は野球のドキュメンタリーでありながら統計学の要素が
かなりの部分を占めるビジネス書のような本なので映像化は非常に困難だったと
思うのですが、1つ不満な点を挙げるとすれば、原作では印象深かった、捕手から
一塁手にコンバートされたハッテバーグが近所のテニスコートで奥さんにノック
してもらうシーンが映像化されていなかったこと。

 ”クリスマスの数日後。彼は、車の後部座席に娘たちを、助手席に妻を乗せて、テニスコートへ向かった。トランクのなかに、ティーバッティングの用具一式と、使い古しの球バケツ1杯ぶんと、買ったばかりの一塁用ミットを積んであった。娘たちをテニスコート脇の砂場で遊ばせておき、妻に「さあ、おれめがけてゴロを打ってくれ」と頼んだ。妻のビッツィーは身長155センチ、体重45キロ。メジャーリーグ向けの練習につきあう体格ではない。一塁へゴロをまともなテクニックなど持ち合わせていない。
 ビッツィーは前々から、夫が普通のメジャーリーガーとは少し違うと気づいていた。メジャー入りして5年、レッドソックスの先発捕手という立場にありながら自分が本物のメジャーリーガーだとは考えていないようすだった。試合前、ほかの選手はファンにサインをする。ところが夫はサインなどしたことがない。サイン嫌いなのではなく、サインしたって自分のことなんかファンはどうせ知らないだろうと思い込んでいるふしがある。そういう状態が、ビッツィーはあまり好きではなかった。ファンにもっと夫を知ってもらいたいという意味ではない。ファンはとっくにあなたを知っているのだと、夫に気づいてもらいたかった。だから、12月末から春季キャンプが始まるまで、夫の練習につきあい続けた。霧雨の降るなか、おうちに帰りたいと泣く娘たちをなだめながら、夫めがけてゴロを打つ。”(p253-p254マネー・ボール (RHブックス・プラス) )

原作は面白いです
このシーンを映像で見せられたら絶対泣いちゃうけどなあ…





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