2013年4月21日日曜日

劇画感覚で読む『食戟のソーマ』

『食戟のソーマ1』(しょくげきのソーマ)(集英社)

『大食い甲子園』(日本文芸社)
 コミック単行本といえばB6判な私ですが、久しぶりに新書判のコミックを買ってしまいました。しかもジャンプコミックス。王道中の王道です。しかし食べ物バトルに学園ものとくれば、土山しげる先生の『大食い甲子園』と同じですね。オッサンにもとっつきやすいんじゃないかと思って、うっかり買ってしまいました。


主人公の創真(ソーマ)の夢は父親である天才料理人幸平城一郎を越えること。少年にとっての永遠のテーマ親父越えですね。食べ物漫画の父親といえば海原雄山ですが、本作の場合は範馬勇次郎をイメージするといいかと思います。父親が仕事のために実家である料理店を閉めて海外へ行ってしまったので、ソーマは全寮制の料理学校に入学することになりました。

卒業到達率10パーセント以下の超絶エリート校だそうです。料理人の男塾みたいな感じです。塾長的な人が民明書房ばりに学校の説明をしてくれます。昨年の新1年生812名のうち2年生に進級できたのは76名、諸君の99パーセントは1パーセントの玉を磨くための捨て石であーる!!

ソーマは学園で同級生のライバル達と料理バトルを繰り広げていくみたいです。最終的には親父との対決が待っているんじゃないかと思います。ちなみにソーマが料理を食べ終わった人に言う決め台詞が「御粗末!」「御無礼」みたいな感じでしょうか。




0 件のコメント:

コメントを投稿