『うどんの国の金色蹴鞠1』篠丸のどか(新潮社) |
こちらの作品、表紙を見ると青年と子供とうどんが目に入ってきますね。ってことは『よつばと』や『flat』みたいな子供が可愛い系にうどんという要素を加えた漫画だなと推測できるかと思いますが、大体合ってます。ただし、子供じゃなくてタヌキなんです。
主人公の宗太(30)は東京でウェブデザイナーの仕事をしていたのですが、作品中で理由は説明されていないんですが現在、香川県の実家のうどん屋(跡継ぎがおらず閉店中)に帰ってきています。留守中に家に住み着いていた人間の子供の姿をしたタヌキ、「ポコ」との生活を描いたのが本作です。
主人公の宗太(30)は東京でウェブデザイナーの仕事をしていたのですが、作品中で理由は説明されていないんですが現在、香川県の実家のうどん屋(跡継ぎがおらず閉店中)に帰ってきています。留守中に家に住み着いていた人間の子供の姿をしたタヌキ、「ポコ」との生活を描いたのが本作です。
「ポコ」は普段は人間の子供の姿をしているんですが、油断するとタヌキのしっぽや耳が出てきてしまうんですけど、その質感がいいんです!この作品の一番の見所です。それと本物の人間の子供も出てくるんですけど、リアルな子供なんですね。子供っぽい子供です。妙にしっかりした子供ではないんです。
ちなみにうどんはほとんど出てきません。